|
平成19年4月に施行された「港湾の施設の技術上の基準」では、設計体系が性能規定型に改定されました。そして、施設の設計時だけでなく全供用期間において、使用目的に応じた要求性能の保持が明示され、維持管理の重要性が位置づけられました。平成19年10月には、維持管理の手引書として、港湾空港技術研究所の編著で、「港湾の施設の維持管理技術マニュアル」が、沿岸技術研究センターから刊行されました.
港湾鋼構造物においても、防食設計とともに供用中の構造物の維持管理の基本的な考え方に基づいて、性能確保のためのシナリオを策定することが必要となり、設計供用期間中の構造物の性能低下を予測するとともに、計画的な点検診断および対策を通して、保有性能が適切に維持されることが必要となりました。
本マニュアルも、これらに沿った内容にするため、平成9年に刊行した「港湾鋼構造物の防食・補修マニュアル(改訂版)」を再改訂することとし、あわせて10年余りの間に開発された新技術や新しい知見を盛り込むこととしました。また、沿岸技術研究センターでは、海洋・港湾構造物維持管理士の資格認定試験や海洋・港湾構造物維持管理講習会を行い、維持管理の専門家の育成に努めていますが、本マニュアルがこれらの参考図書としても役立つよう、わかりやすい記述を心がけました。
本マニュアルが、港湾鋼構造物の防食設計や維持管理等に従事されておられる方々にとって、有効にご活用いただけるものと考えております。
| |
 |
 |
上記PDFをご覧頂くには、Adobe
System社のAcrobat Reader4以上が必要です。
お持ちでない方は、Adobe System社ホームページより無償でダウンロードできます。 |
●平成21年11月発売/A4判 500ページ
|