各種出版物のご紹介

「港湾構造物の耐震設計−国際ガイドライン」セミナー
Seminar on Seismic Design of Port Structures-International Guidelines
ご 案 内

 この度、港湾構造物の耐震設計の国際ガイドラインが完成し、国際航路協会(PIANC)報告書「港湾構造物の耐震設計ガイドライン」として発刊いたしました。本書では、既存の設計法を超える試みとして、港湾構造物の地震応答特性と耐震性能に基づいた新たな設計法の枠組みを説明しております。
 国際航路協会(PIANC:1885年に設立された国際団体で、政府、地方自治体、団体、および個人会員より構成)は、1995年の阪神大震災をはじめとする世界各地の地震被害を契機に11カ国の国際メンバーからなるワーキンググループ(主査:井合進 独立行政法人港湾空港技術研究所)を設置し、この分野の英知を結集して4年間の検討を行ってきました。本書は、その成果を国際ガイドラインとしてとりまとめたもので、世界の港湾の地震防災に関する国際的なフレームでの設計技術体系として国際的に重要な役割を果たしていくものと期待されます。また、わが国の港湾構造物の耐震設計関連の技術も多分に盛りこまれた内容となっており、今後、わが国の技術者が国際建設プロジェクトなどで耐震設計を行う場合、その活用が期待されます。
 このたび、世界に先駆けて、この国際ガイドラインの内容を解説するための、国際セミナーを別紙のとおり開催することといたしました。
 ご多用中の折り誠に恐縮に存じますが、ご参加下さいますようご案内申し上げます 。
独立行政法人 港湾空港技術研究所
理事長 小和田 亮
財団法人 沿岸開発技術研究センター
理事長 井上 興治
国際航路協会日本部会
会 長 土田  肇



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