セミナー情報

平成18年5月8日
ハリケーンカトリーナの高潮・高波災害に関する日本セミナー開催のご案内
〜第二回国際沿岸防災ワークショップフォローアップ会議〜
 
昨年8月29日に発生したハリケーンカトリーナによる高潮・高波災害は自然災害として米国史上最悪でした。
この災害の実態やその原因などについて、米国では種々の調査がなされており、本年6月1日には、IPETと呼ばれる米国土木学会等による災害調査タスクフォースの報告書が発刊される予定となっています。
わが国の沿岸防災にとってもハリケーンカトリーナの災害は、学ぶべきことが非常に多く、本年1月18・19日に東京で開催された、第二回国際沿岸防災ワークショップでは、ハリケーンカトリーナの災害実態に関する緊急報告がなされました。
しかしながら、調査が十分進んでいなかったため、災害の概要の説明だけにとどまっています。
本フォローアップ会議では、米国土木学会の海岸・海洋・港湾・河川委員会のB. Edge委員長ほかを招き、ハリケーンカトリーナの高潮・高波災害に関するセミナーを開催致します。
セミナーでは、6月1日に刊行される報告書の説明とともに、日本側から日本の高潮・高波災害に関する報告を行い、これからの沿岸防災のあり方についても意見を交換します。なお、会議は同時通訳によって日本語と英語で行います。

主催:港湾空港技術研究所・沿岸技術研究センター・土木学会
協賛(予定):国土交通省ほか

 
1. 日時・場所
  平成18年6月8日(木) 13:00〜17:30   
  笹川記念館 住所:〒108-0073 東京都港区三田3-12-12
TEL:03-3454-5062(代)

●JR 田町駅(三田口)より徒歩8分
●都営地下鉄三田線 三田駅より徒歩6分
●都営地下鉄浅草線 泉岳寺駅より徒歩3分
     
2. 参加費 無料

3. 内 容
 
(1) 開会式  13:00-13:15
 
    開会挨拶 港湾空港技術研究所
理事長  小和田亮
    開会挨拶 土木学会(予定)
    来賓挨拶 国土交通省(予定)
(2) 日本側の発表 13:15-14:05
 
    日本の高潮・高波災害 京都大学教授 高山知司
    ゼロメートル地域の高潮防災 東京大学教授 磯部雅彦
(3) 米国側の発表 14:15−16:15  
    ハリケーンカトリーナ災害のまとめ テキサスA&M大学教授
Billy L. Edge
    ニューオーリーンズの現地調査 ジョンホプキンス大学教授
Robert A. Dalrymple
    ハリケーンカトリーナの海岸と堤防への影響 フロリダ大学教授 
Robert G. Dean
    ルイジアナの将来の防御 米国陸軍工兵隊技術研究
開発センター 
Jeffrey A. Melby
(4) パネル討議  16:25-17:25
今後の沿岸防災
 (コーディネーター:港湾空港技術研究所 研究主監 高橋重雄)
(5) 閉会式 17:25-17:30
 
    閉会挨拶 沿岸技術研究センター
理事長 村田 進
 
 

4. 申込み方法
  受付を終了しました。

5. 締切
  平成18年6月2日(定員になり次第、締め切らせて頂きます)

6. お問い合わせ先
  独立行政法人港湾空港技術研究所 高橋
 
パンフレットはこちらからご覧いただけます。
 
本シンポジウムは、土木学会CPDプログラムに認定されています。


 


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