1.プランニングWG |
プランニングWG幹事より、報告書目次(案)にそって検討方針や記載事項の説明を行った。 |
(全 般) |
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本報告書における対象風車のサイズを明らかにするほうが良い。 |
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外的荷重条件の調べ方なども説明に加えた方が良い。 |
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各WG間で項目などについてすりあわせ・調整すること。
プランニングで提示する検討項目が、以降の章にどう関連するのかについて明記した方が分かりやすい。
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本章では適地選定の流れや内容が分かる構成が必要である。 |
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環境影響評価や自然条件の記述の抜け、図番の記載についても今後留意すること。 |
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(系統連系) |
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系統連系に関するガイドライン、電力会社との調整について説明した方がよい。 |
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(雷) |
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冬季雷と夏季雷での特徴や違いを明記したほうが良い。 |
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風車の回転を止めた場合、雷が落ちないという現象もある。 |
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雷による被害は、ブレードなどから通信系統への影響も発生している。 |
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沿岸域での雷の特徴や可能であれば日本海側での事例も調べた方が良い。 |
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海外事例ではノルウエーなどで雷の影響があるのではないか。 |
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(運用・保守点検) |
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(風 況) |
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海風の特質について調べた方が良い。 |
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風況マップには地域性が考慮されていないことを明記した方が良い。 |
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(ローカルな電力の活用方法) |
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蓄電容量や無風時における外部からの電力導入について明らかにした方が良い。 |
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発電容量の大小にともなう関係機関からの補助制度や利用施設の仕分け・整理を行う予定である。 |
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(法規制) |
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港湾に該当しない海域における取り組み・規制が整理できていない。 |
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小型風車(ブイ)の事例では、海上保安庁の許可が厳しいようである。 |
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RPS法(電力会社への要求)について書き過ぎないほうが良い。 |
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(その他) |
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洋上と陸上の全体コストの割合において、誤解を招かないように注釈や表記内容に留意する。 |
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2.環境評価WG |
環境評価WG幹事・副幹事より、報告書目次(案)にそって検討方針や記載事項の説明を行い、審議事項を中心に討議する。 |
(環境影響評価) |
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環境影響評価の位置づけ、どの項目・評価手法が必要なのか、港湾・沿岸域に特化して記載した方が良い。 |
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評価項目と評価手法の間に判定基準を明記した方が良い。 |
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(瀬棚港における水中音圧の計測結果) |
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今後、周波数解析を行い、周波数ごとの音圧を分析する予定である。
現状では、水中音レベルと風速に相関が見られない。防波堤外の波による音などの影響が大きいものと推測される。 |
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海外でも水中音圧の事例や明確な計測方法は決まっていないようである。
大気中の音計測についてはIECにも基準がある。 |
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港湾及び沿岸域では、音レベルについて規制の対象外となることが多い。 |
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大気中の音計測結果については今後とりまとめを行う予定である。 |
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(瀬棚港における水生生物の計測結果) |
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(水産協調) |
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アメニテイ向上や環境教育の場、港湾空間の高度化への視点も重要である。 |
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(全体構成) |
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大局的な環境影響評価を視野に入れ、記述内容を構成すること。
事例や景観を含め、ポジテイブな書き方が重要である。 |
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第2章については、風力発電の場としての港湾空間の優位性や風車事業の創出などアドバルーンとなるような記述内容とする。 |
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事務局で今回の審議委員会の意見を反映し章構成の見直しを含め、各WGと再調整を行う。 |
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許認可が必要となる項目は、陸上に比べ海上が多くなるのではないか。 |
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港湾以外の海域において法律や認可の制度が明確でない。今後洋上への展開にむけて具体的な検討(実証実験など)を行えば、問題点や課題がより明らかになるのでないか。 |
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3.今後の審議委員会について |
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10/1,10/8の審議委員会での審議結果も含め、特別会員・正会員の中で報告書原稿について、意見や助言を広く受け付ける。(10月末をめどに事務局へ提出) |
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全体をまとめた審議委員会を平成17年2月頃に開催予定である。 |
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4.開催後の指摘事項 |
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全体を通して整合性が取れ説得力のある報告書とするために、重点箇所を集中的に検討するための作業ミーテイングやスーパーバイザーが必要と考える。
作業ミーテイングを12月頃に開催してはどうか。その際には、第2章についても審議できるよう資料を準備して欲しい。 |
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