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平成17年4月1日(金)

インド洋津波調査
 プーケット・カオラック海岸現地調査<速報>

  2005年3月13・14日の両日、専務理事宍戸達行以下北村道夫、山本忠治、後藤克史、祐保芳樹の5名からなる(財)沿岸技術研究センター調査団は2004年12月のスマトラ沖地震津波により大きな被害を受けたプーケット及びカオラックの海岸を訪れ、被災後の状況について調査を行いました。13日はプーケット島西岸の主要ビーチであるパトンビーチ、カマラビーチ、カロンビーチ、カタビーチ、カタノイビーチ、ナイハンビーチを訪れ、海岸の利用状況や周辺の建物の状況、復旧への取組み状況など調査しました。14日は独立行政法人港湾空港技術研究所、タイ国ソンクラ大学の研究者と合流し、カオラックの海岸において共同調査の分担項目である植生密度などの調査を行うとともに、同海岸の被災状況について調査しました。

カマラビーチ(プーケット) 2005.3.13
津波の被害を受けた海岸遊歩道とリゾートハウス
 
海岸植生背後の洗掘跡 前面部分が津波で洗われた
海岸沿のリゾートハウス

カオラック海岸 2005.3.14
津波で大きな被害を受けた海岸沿のホテル
 
津波の痕跡をうかがわせるホテルの柱の破壊

カオラック海岸 2005.3.14
津波被害を受けた海岸沿いのコテージ群
 
コテージの柱の鉄筋の露出
コテージ背後の洗掘跡

PETCHKASEM ROAD沿い 2005.3.14
海岸より数km内陸に打ち上げられた船
 



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