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世界風力エネルギー会議(WWEC2005)での発表
2005年11月8日
 沿岸技術研究センターは、民間会社42社との間で2003年〜2005年にかけて「港湾・沿岸域における風力発電推進に関する研究」を行ってきました。
 この度、11月2日(水)から11月4日(金)にかけてオーストラリアのメルボルン・エキシビジョン・センターにて開催された第4回世界風力エネルギー会議(WWEC2005)において、共同研究の一環として取り組んだ「北海道瀬棚町を事例とした洋上風力発電施設の水生環境調査」及び「瀬棚港における実測データを用いた洋上風車背後の風の分布特性とその考察」の2論文を投稿しました。
 前者については、当センターの成瀬英治第二調査部長がプレゼンテーションを行いました。水生生物を対象とした唯一の論文であり、参加各国からの聴衆は熱心に聞き入っていました。
投稿論文(英文:PDF約155KB)
プレゼンテーション資料(英文:PDF 約341KB)
プレゼンテーションの模様 プレゼンテーションの模様
 後者については、独立行政法人港湾空港技術研究所の白石悟地盤・構造部長(前当センター第二調査部長)がポスターセッションに出展しました。掲示したポスターの前で活発な質疑応答がなされました。
投稿論文(英文:PDF約135KB)
ポスター資料(英文:PDF 約192KB)
 沿岸技術研究センターでは、引き続き、洋上風力発電の調査研究に関する国際的な情報交流を図って参る所存です。
【参考:WWEC2005の概要】
WWEC2005(4th. World Wind Energy Conference & Renewable Energy Exhibition:第4回世界風力エネルギー会議及び新エネルギー見本市)は、世界風力エネルギー協会(World Wind Energy Association)が主催し、最新の風力発電を含む新エネルギーの開発状況と製品に関する論文発表と展示を行う国際行事です。
 (WWEC2005のウェブサイト:http://www.wwec2005.com
世界風力エネルギー会議 世界風力エネルギー会議
WWEC2005の模様


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