平成18年6月16日
ハリケーンカトリーナの高潮・高波災害に関する日本セミナー
〜第二回国際沿岸防災ワークショップフォローアップ会議〜 を開催
ハリケーンカトリーナの高潮・高波災害に関する日本セミナーを下記のとおり開催いたしました。
記
日時
:
平成18年6月8日(木) 13:00〜17:30
場所
:
笹川記念館
主催
:
港湾空港技術研究所・沿岸技術研究センター・土木学会
協賛
:
国土交通省
参加数
:
300名
日本側の発表
:
日本の高潮・高波災害
京都大学教授 高山知司
ゼロメートル地帯の今後の高潮対策のあり方について
東京大学教授 磯部雅彦
米国側の発表
:
ハリケーンカトリーナ災害のまとめ
テキサスA&M 大学教授 Billy L. Edge
ハリケーンカトリーナ後のニューオーリンズ:最初に目にしたもの
ジョンホプキンス大学教授 Robert A. Dalrymple
ニューオーリンズの堤防の破壊−地盤的な問題
ハワイ大学教授 Peter G. Nicholson
南部ルイジアナの総合海岸防災と復興
米国陸軍工兵隊技術研究開発センター Jeffrey A. Melby
本セミナーでは,日本側から「日本の高潮・高波災害」,「ゼロメートル地帯の今後の高潮対策のあり方について」の講演を行い,招聘した国土木学会の海岸・海洋・港湾・河川委員会のB. Edge委員長はじめ4人の講師からハリケーンカトリーナの発達に関する詳細な解析結果や,高波や高潮の状況,堤防の破壊状況などが講演されました。
また、『今後の沿岸防災について;ワーストケースへの備え』と題してパネルディスカッションを行い、講演いただいた講師のほか国土交通省港湾局海岸・防災課池田補佐官にご参加いただきました。
開会挨拶
港湾空港技術研究所
小和田理事長
開会挨拶
土木学会 濱田会長
来賓挨拶
国土交通省大臣官房
中尾技術参事官
米国側発表
テキサスA&M大学
Billy L. Edge教授
パネル討議
『今後の沿岸防災について;
ワーストケースへの備え』
閉会挨拶
沿岸技術研究センター
村田理事長
閉会に際し、村田理事長より「アメリカと日本の研究者の研究交流が進んでいくよう希望している。また、ハリケーンカトリーナの災害を受けたニューオーリンズ地域の復興とその地域の人々が戻り楽しいニューオーリンズをつくっていくよう希望している」と結びました。
当日配布資料(PDF約1.8MB)
※
本セミナーにつきましては、下記新聞にて報道されました。
港湾空港タイムス 2006年6月12日
港湾新聞 2006年6月20日
他
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