今後、構造物の設計法に関わる国際規格化の動きがますます活発化してくると考えられるなかで、Eurocodes等が国際規格として適用された場合にそれらが与える影響度を再整理し、具体的な対応策を検討していかなければならないと考えます。その一つとして、国際情勢に対応した港湾基準についての改正方針、基準の構成案さらに体系の整備に向けた調査・検討が急務となってきます。
 このような状況のなか、港湾分野に関する基準の国際化について情報を一元的に把握し、戦略的検討を支援するための組織を構築する必要があることから、平成12年度から沿岸開発技術研究センター内に「技術基準国際化懇談会(座長:合田技術顧問)」を設置しています。さらに、土木学会、地盤工学会、ISO国内審議団体、国際会議出席者等との情報交換を密にするために、連絡調整の窓口として当センターに事務局が設置され、情報交換の他、各国のコードライターとの意見交換や国際会議への人材選定、派遣を行うこととしています。
 当センターでは、これからも注意深く港湾に関わる国際規格の策定状況等の情報を収集・把握するとともに、機会のある度ごとに日本の意見を強く外へ表明していくことが大切と考え、基準の国際化対応の検討に積極的に関わって行きたいと考えています。
 




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