港湾・海岸・空港の建設技術に関する調査研究
Research and Investigation on
Coastal Disaster Prevention
海上空港の建設技術に関する検討
東京国際空港(羽田)再拡張関連の調査 <受託調査研究 (2000 ~ 2007) >
東京国際空港(羽田)再拡張事業に関する調査を最初に請け負ったのは2000年で、海上空港構造技術検討調査というテーマで、羽田空港の再拡張整備において海上空港として実施した場合に、どのような技術的課題があるかを検討するとともに、設計条件として構造が浮体、桟橋、埋立の3タイプについて概略設計を行いました。
2002年には、羽田の再拡張事業についてデザインビルド方式(設計・施工一括発注方式)が導入されたので、そのための要求性能案や設計条件案を作成し、当局による発注・契約の時期が近づいた2003年には、予定価格をつくる段階で、3タイプについての試設計を行いました。ほかにも浮体の動揺計算やJVが作成した詳細設計の中身が要求水準書を満たしているかというチェック作業を伴う基礎的な資料づくりなどについても実施しています。