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令和4年9月5日
(一財)沿岸技術研究センター防災訓練レポート

 去る令和4年9月1日(木)に沿岸技術研究センター本部にて全職員参加の防災訓練を行いました。この防災訓練の目的は9月1日(防災の日)に合わせて実施し、台風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波等の災害についての認識や理解を深め、それらの災害に対処する心構えと備えをするために毎年実施しているものです。
 訓練は午前8時の本部、東北支部、関西支部、九州支部の全職員対象の自動送信システムを使った安否確認訓練から始まりました。

 全員がシステム上の安全確認を終わった後、10時から本部ビル屋上で訓練用消火器を使用した消火訓練を行いました。実際に参加者全員が消火器を手にし、消火活動をしました。意外に消火器が重く、狙いが中々定まらないといった体験をすることができました。

 続いて、普段は使わない屋外の非常階段を使用して、ビル外への避難訓練を行いました。グレーチング構造の階段は、階下が丸見えで、高所恐怖症の方は降りる際にスリリングな体験をしたとの感想を漏らしていました。

 次は事務室に戻り、災害用の備蓄品と消火栓、消火器の場所確認を行い、万が一の事務所で籠城する際の心構えを再確認しました。

 以上の訓練を午前中一杯使って、じっくり行い無事終了することができました。
今回の訓練は、自らの身を守る自助を中心としたものでしたが、沿岸域・海洋における調査・研究、技術支援を主業務としている当センターといたしましては、気候変動や自然災害の多発化する中、今後とも日々防災意識を高め、行政の求める自助、共助、公助の三助に貢献していきたいと考えています。


(文責:総務部 菊池)





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