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古土井代表取締役専務

第十八回創立記念特別講演会
 平成十三年九月二十七日(木)、弘済会館において、第十八回創立記念特別講演会を開催しました今年は、関西国際空港がアメリカ土木学会の二十世紀の土木・建築界における最高水準の十大事業を選ぶプロジェクト「Monument of the Millennium」の空港部門に選ばれたことにちなみ、「関西国際空港の過去、現在、未来」という演題で、関西空港用地造成株式会社代表取締役専務 古土井光昭氏にご講演いただきました。特別講演会終了後、同氏を囲み、当研究センター役職員および関係者により、第十八回創立記念懇親会を、和やかに執り行いました。

 
来賓ご挨拶 国土交通省大臣官房 谷野技術総括審議官

コースタル・テクノロジー2001
 平成十三年九月二十八日(金)、東条インペリアルパレスにおいて「コースタル・テクノロジー2001〜(財)沿岸開発技術研究センター 研究論文報告会〜」を、国土交通省大臣官房谷野技術総括審議官を来賓にお迎えし開催いたしました。
 本報告会は、初めての試みにもかかわらず、国の研究機関や民間企業などから一六五人ものご参加いただき、さらに発表論文ごとの質疑応答の時間では、技術的な質問や意見を多数いただきました。
 今後、年一回の開催を予定しておりますが、論文集と併せ、本報告会が受講者にとってさらに良いものとなりますよう、より一層の努力をしてまいります。

 
当センター井上理事長による挨拶

「数値波動水路(CADMAS―SURF)の研究・開発」講習会
〜その耐波設計への適用〜

平成十三年十月五日(金)発明会館ホールにおいて一〇〇余名の参加者を集め「数値波動水路(CADMAS―SURF)の研究・開発」講習会を開催いたしました。
 この講習会は、この度発刊したしました、「数値波動水路(CADMAS―SURF)の研究・開発」、に関する報告会で、本研究にご協力を頂きました東京大学磯部教授、独立行政法人港湾空港技術研究所高橋海洋・水工部長をはじめ、執筆を頂いた方々から、内容について説明をいただきました。

 

【出版物の紹介】
「人工島物語」The Story of Man-Made Islands

 国内外の人工島に関する情報を取りまとめ、豊富なカラー写真や絵図を掲載し、デザイン性に富んだ、見て”面白い“、読んでも
”わかりやすい“書籍となっており、皆様方の業務にもきっとお役に立てる冊子です。
● 発行:(財)沿岸開発技術研究センター
● 定価:1、000円(税込み・送料当センター負担)A4判 70ページ

 

 

「数値波動水路(CADMAS―SURF)の研究・開発」
〜数値波動水路の耐波設計への適用に関する研究会報告書〜
 CDITでは、平成十年から「数値波動水路の耐波設計への適用に関する研究会」を設置し、水理模型実験のかわりとなる実用的な数値波動水路(波、流れ、地盤の相互作用について数値シミュレーションを行うことができるもの)の開発を行ってきた。今般、その成果を取りまとめ「数値波動水路(CADMAS―SURF)の研究・開発」を書籍として発刊した。
● 発行:(財)沿岸開発技術研究センター
● 定価:10、000円(税込み・送料当センター負担)A4判 68ページ

(財)沿岸開発技術研究センター
 本研究センターは、昭和58年9月に設立された国土交通省(前運輸省)所轄の財団法人です。
 本研究センターは、沿岸域の開発・利用・保全に係る分野の技術開発と、その技術の活用と普及を目指した研究組織です。
 本研究センターは、必要に応じて国土交通省国土技術政策総合研究所、独立行政法人港湾空港技術研究所、独立行政法人海上技術安全研究所の指導を受け、また各界専門家、学識経験者からなる委員会を組織して事業を実施します。
【役員】
●会 長
千速 晃 社団法人 日本鉄鋼連盟 会長
●理 事 長
井上興治 常勤
●専務理事
中村 豊 常勤
●常務理事
中山 嵩 常勤
●理 事
鶴谷広一 常勤
石月昭二 財団法人 日本気象協会 会長
稲葉興作 社団法人 日本作業船協会 会長
植野正明 財団法人 東京港埠頭公社 理事長
太田宏次 電気事業連合会 会長
大野正夫 港湾技術コンサルタンツ協会 会長
岡部 保 全国浚渫業協会 会長
亀井俊郎 社団法人 日本造船工業会 会長
酒匂敏次 東海大学特任教授
竹内良夫 株式会社 竹内良夫事務所 社長
中村英夫 財団法人 運輸政策研究機構 運輸政策研究所長
平山征夫 新潟県知事
廣田孝夫 国際協力銀行 技術顧問
藤野慎吾 社団法人 日本港湾協会 会長
堀川清司 武蔵工業大学 学長
松形祐堯 宮崎県知事
間野 忠 財団法人 日本海事協会 会長
水野康平 社団法人 日本埋立浚渫協会 会長
元良誠三 東京大学 名誉教授
柳原隆雄 財団法人 大阪港埠頭公社 理事長
●監 事
鮫島泰佑 港湾学術交流会 理事長
金子昭二 財団法人 運輸振興協会 評議員
●顧 問
松本輝寿 財団法人 沿岸開発技術研究センター初代理事長
●技術顧問
合田良実 横浜国立大学 名誉教授
      【平成13年7月1日現在】

【専門委員会委員】
石原研而 世界地盤工学会 会長
奥村樹郎 前岡山大学 教授
合田良実 横浜国立大学 名誉教授
小林正樹 小林ソフト化研究所株式会社 所長
酒匂敏次 東海大学 特任教授
柴田 徹 福山大学工学部建設環境工学科 教授
菅原照雄 北海道大学 名誉教授
須田   交通政策審議会港湾分科会 会長
竹内良夫 株式会社 竹内良夫事務所 社長
長瀧重義 新潟大学工学部 教授
中村英夫 財団法人 運輸政策研究機構 運輸政策研究所長
野田節男 国際航路協会 副会長
堀川清司 武蔵工業大学 学長
堀口孝男 東京都立大学 名誉教授
吉田宏一郎 東海大学海洋学部マリンデザイン工学科 主任教授
吉田信夫 福岡大学工学部土木工学科 教授
【平成13年7月9日現在】

編集後記

■ 関西国際空港のASCE受賞とこれに伴うセッションに出席のためにアメリカから記事とメールをお送りします。日本では公共事業や土木については逆風ですが、アメリカでは、堂々としかも世論を味方にできる威信をもって、土木技術者はがんばっています。今回の関空特集が我が国の元気のもとになることを祈念します。 (中村 豊)

■ 今回は、ASCEによるMonument of the Millenniumの空港部門に選ばれた関空の特集号を企画しました。台風十一号来襲の最中、京都で対談を実現し、過去・現在・未来に渡る貴重なお話を伺えてとても参考になりました。執筆にご協力戴きました関空関係者の皆様に厚く御礼申し上げるとともに国際空港シンポジウム2001のご成功をお祈りします。 (尾島啓介)

■ リニューアル第一号の準備開始から携わり、第四号発行でちょうど一年が経ちました。これまで快く取材に応じて下さいました皆様、またお忙しい中、解り易くご執筆くださいました皆様にあらためまして厚く御礼申し上げます。いままで三回のCDIT対談を傍聴する機会に恵まれ大変貴重な経験をさせていただきました。これからも当センター機関誌をご愛読いただけますようお願い申し上げます。(佐藤茂樹)

■ 今回は関空特集号ということで、今までとは少し違った機関誌となりました。関空には興味ある技術がたくさんあり、私も技術者としてとても勉強になりました。皆様にも本誌を読んでいただけると幸いです。
  次号もホットな情報をご提供致しますので、何卒宜しくお願い申し上げます。なお、ご多忙中の中、執筆にご協力下さいました方々に厚く御礼申し上げます。 (伊藤 理)

■ 今号から編集委員になりました。六月にセンターにきました新人です。大昔社内報の編集委員をやってましたので、今回の仕事は懐かしいような、変わらないような不思議な気持ちでやらせていただきました。当時はワープロが出始めで、電子メールなどももちろんなく、原稿をいただくのが大変でした。 (窪田 太)

■ 二年目を迎えて忙しい日々を過ごしている中、原稿のチェックなどをさせていただきました。時間に追われてはいましたが、普段触れることがないような内容を目にする機会が得られるとともに、改めて勉強をし直すこともあり、有意義な時間であったと思っています。 (藤村 貢)


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