お知らせ

令和5年度 CDITマニュアルWEB説明会

2024年08月30日お知らせ

一般財団法人沿岸技術研究センターでは、沿岸域及び海洋の開発、利用、保全及び防災に関する技術について、研究成果の普及を図るため、技術マニュアルや電算プログラム等を作成しております。
令和5年度におきまして、4冊の技術マニュアルを作成しましたので、内容の周知及び普及促進のため、WEB説明会を令和6年7月30日に開催しました。
説明会の動画を限定公開しておりますので、下記リンクよりご確認ください。
(タイトルをクリックしていただくと、動画にリンクします)

CDITマニュアルWEB説明会(R6.07.30)

59. 港湾・海岸におけるフラップゲート式可動防波堤技術マニュアル

津波・高潮対策の新たな手立てとして開発されたフラップゲート式可動防波堤は、海底に旋回起立する扉体が設置されるため、従来船舶航行や海水交換の観点から困難だった港口部の締切を可能とし、周辺景観への影響を低減できる優れた構造物です。現在、国内2 施設で採用されています。
 本マニュアルでは、当該構造の設計、施工、維持管理方法を、実験や数値解析・施工実績に基づき詳述し、技術者への指針を示しています。

60. 新しい波浪推算・設計波算定マニュアル ~浅海波浪推算と準沖波の導入~

令和2年度に全国的に設計波の見直し作業が実施されました。その中で、浅海域での波浪推算を採用したことにより、「準沖波:浅海域で設定する深海波・沖波に準じる浅海波としての沖波」という概念が生まれました。
 そこで、令和6年4月に部分改訂が予定されている「港湾の施設の技術上の基準・同解説(平成30年改訂版)」の参考資料として、波浪推算手法並びに確率(準)沖波及び堤前波の算定手法に関するマニュアルを策定しました。

61. PC桟橋技術マニュアル(2023 年度版)

PC桟橋技術マニュアルの発刊から13年が経ち、その間設計・施工についての条件及び環境が大きく変化してきました。また、様々なマニュアルの改訂、他ガイドラインの制定等により内容の見直し及び現場での使用部材のプレキャスト化の充実が要望されています。
本マニュアルでは、実務者に役立つようにこれまでと比べ設計・施工事例を 多数掲載し,技術基準に準拠した設計法・施工方法が容易に理解できるように記述されたマニュアルとなっています。

62. 港湾・空港における軽量混合処理土工法技術マニュアル(2024. 改訂版)

本マニュアルは、SGM軽量土工法協会との共同研究のもとで同マニュアルの改訂を行ったものです。軽量混合処理土は、SGMの1 つとして、(独)港湾空港技術研究所、(財)沿岸技術研究センター及びSGM軽量土工法協会の3者によって開発研究を進めてきました。
平成 30年5月「港湾の施設の技術上の基準・同解説」が改定されたことから、同港湾基準の改定内容を反映した「軽量混合処理土工法」の「技術マニュアル」(2024.改訂版)を発刊し、同工法のさらなる活用を図るものです。

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