お知らせ

令和6年度 防災訓練を実施しました

2024年09月11日お知らせ

令和6年9月11日(水)、沿岸技術研究センター本部において、地震や火災などの災害に備えた防災訓練を実施しました。本訓練の目的は、災害発生時における職員の迅速な避難と的確な初期対応を習得することにあります。特に新橋という都市部に位置する当センターでは、地震後の火災や建物倒壊など、都市特有のリスクに備えることが求められます。

訓練内容

1.安否確認訓練

訓練は、駿河湾沖を震源とする震度7の地震が発生したという想定で行われ、システムから自動的に送信された安否確認メールを受信後、全職員が自身の状況を報告する形で始まりました。

2.避難訓練

次に、職員を2班に分け、地震と火災によりエレベーターと内部階段が使用できない状況を想定して、外部階段を使った避難訓練を行いました。密集した都市部である新橋では、地震後の火災が大きなリスクとなるため、実際に避難経路を確認することが重要です。

3.初期消火訓練

火災発生時の初期対応として、消火器を用いた訓練を屋上で実施しました。消火器の取り扱いに不慣れな職員も多く、訓練を通じて手順を再確認できたことで、初期消火に対する意識とスキルが向上しました。

4.防災備蓄品の確認

訓練の最後には、社内に備蓄されている食料や衛生用品などの防災用品の確認が行われ、必要な物資の周知を図りました。

訓練の成果

今回の防災訓練を通じて、災害発生時の初動対応から避難完了までがスムーズに行われたことが確認されました。特に、火災を想定した避難訓練では、職員全員が都市部でのリスクに対して、迅速かつ適切に行動できることを再確認しました。防災スキルの向上に繋がった貴重な機会となり、職員の防災意識がさらに高まりました。

今後も沿岸技術研究センターは定期的な防災訓練を通じて、職員の安全を確保し、災害に強い職場環境を整えていきます。

(文責:総務部 菊池)

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